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活性化自己γδT細胞療法と放射線療法との併用療法

メディネット、東大病院と共同で
活性化自己γδT細胞療法と放射線療法との併用療法に係わる臨床研究を開始

株式会社メディネットは、平成19年3月1日、東京大学医学部附属病院(院長:永井 良三、以下「東大病院」)と共同で、臨床研究を開始しましたのでお知らせします。本共同研究は、固形がんが骨に転移した患者様に対し、活性化自己γδT細胞療法*1 及び放射線療法の併用による治療を、同大学医学部附属病院 放射線科 中川 恵一助教授の主導のもと、同院「免疫細胞治療学(メディネット)講座*2 (免疫細胞治療部門)」(垣見 和宏客員助教授)との連携により実施されます。尚、本併用療法は、安全性、有効性が確認されれば将来、東大病院において先進医療として提供される可能性があります。

前立腺がん、乳がんをはじめとする固形がんは、骨への転移をきたしやすく、転移すると疼痛や骨折、さらに脊髄圧迫による麻痺などを引き起こし、日常生活に著しい障害とQOL(Quality of Life)の低下を招きます。骨転移が生じている段階では、がんは既に進行期にあることから、骨病変だけでなく全身の治療を考慮する必要があります。

本共同研究では、骨転移病変の局所制御効果が高い放射線療法に、全身に広がる微小がんに対する効果が期待される活性化自己γδT細胞療法を組み合せ、その安全性、有効性を探索します。これらの治療法を併用することで、放射線療法により骨病変の症状が制御されるともに、活性化自己γδT細胞療法によって照射部位に含まれなかった全身の病変に対する制御効果が更に高まれば、無増悪期間の延長や、症状の緩和に繋がるものと期待されます。

本共同臨床研究において、転移性骨腫瘍に対する放射線治療を同院放射線科が、活性化自己γδT細胞療法に係る治療を免疫細胞治療学(メディネット)講座が担当します。メディネットは同社が保有する技術、ノウハウ、各種基礎データを提供するとともに、治療結果から得られるデータを解析する役割を担っています。

本共同研究により、本併用療法の安全性、有効性が確認され、ひいては実地医療として提供されることで、がんが骨に転移した患者様の予後の改善に繋がることを期待しております。


*1 活性化自己γδT細胞療法
T細胞の中でも、特にγδT細胞を選択的に活性化、増殖して用いる活性化自己リンパ球療法。この細胞は、腫瘍細胞で発現している特定のマーカーをターゲットとして、腫瘍細胞を殺傷するということがin vitroの実験で確認されている。生体内においても、効率よくがん細胞を殺傷する事が推定され、その治療効果が大いに期待される。

*2 免疫細胞治療学(メディネット)講座
メディネットの寄附により、設置された寄附講座。基礎研究、臨床研究、さらには治療まで一貫して実施し、東大内の他の寄附講座、診療科等をはじめ、外部の医療機関、研究機関等と共同で、各種がんを対象とした免疫細胞療法の研究を行う。

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